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米の適正価格について― 日光の田んぼから考えたこと ―

  • 3月15日
  • 読了時間: 3分

更新日:3月17日



1.日光の田んぼと農家の声

日光市内を車で走っていると、絶え間なく広大な田んぼが広がっています。

農家の方々と多く話をする中で、

「米の適正価格とは一体いくらなのか」

という問いを、改めて真剣に考えさせられました。

近年、米の価格が高騰する中で、農家の方々はどう感じているのか。率直に尋ねてみました。

多くの方の答えは、

「現在の価格が適切だと思う」

というものでした。


2.米の価格は本当に高いのか

農機具や苗代、肥料代、燃料費。

円安や人件費の高騰の影響を受け、あらゆるコストが上がっています。


その状況で、米だけがこれまでと同じ価格であるはずがありません。価格上昇には、確かな理由があるのです。


3.主食だから安くあるべきなのか

「主食だから米は安くあるべきだ」

という考え方もあります。

しかし、それは農家の方々にとって理不尽な論理ではないでしょうか。

収益が上がらなければ農業の維持は難しくなり、

美味しい米を作ろうとする意欲さえ失われかねません。


4.食料自給率と将来への不安

もし国内の米づくりが減少し、輸入米が増え続けたらどうなるでしょうか。

稲作から離れる人が増え、

米の自給率はさらに下がっていくかもしれません。

食料自給率の低い国が、本当に豊かと言えるのでしょうか。

有事の際には、食べて生きることが最優先になります。

米づくりは、私たちの生活の基盤そのものです。


5.消費者に理解してもらうには

では、今の価格に消費者が納得するためには、何が必要なのでしょうか。

消費者の収入を増やせばよい、という単純な話ではありません。それが簡単ではないことも明らかです。

私がこの数ヶ月で考えたことは、

まずは生産者の実態をきちんと伝えていくことではないか、ということです。


6.私が感じたこと

米がどのように生産され、

どんな思いが込められているのか。

一人ひとりの農家の姿が見えるようになれば、

価格に対する受け止め方も変わるのではないでしょうか。

それぞれ違った味があり、

米は決して当たり前にあるものではない。

味わい、感謝しながら食べるものだという認識が広まれば、

多少高くても、その価値を感じてもらえるのではないかと思うのです。


私が出会った米農家の方々は、

太陽をいっぱいに浴びた、おおらかで素敵な方々ばかりでした。その出会いがあったことを、心からありがたく思っています。



 
 
 

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